旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ (2009)

マキノ雅彦こと津川雅彦が、西田敏行を主演に迎えてメガホンを取った実録ドラマ。閉園の危機から立ち直り年間300万人の入場者数を誇る人気スポットとなった旭山動物園のサクセスストーリーを、温かな語り口でたどる。脚本を興水泰弘、撮影を加藤雄大と今津秀邦、音楽を宇崎竜童と中西長谷雄がそれぞれ担当した。

監督:マキノ雅彦
出演:西田敏行、中村靖日、前田愛、堀内敬子、笹野高史、萬田久子、長門裕之、岸部一徳、柄本明

旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ (2009)のあらすじ

入場者が激減し、閉園の危機に立たされた旭山動物園。その苦境から抜け出そうと、園長の滝沢と飼育員たちは“行動展示”を思いつく。それは、動物を自然の生態そのままに見せるという画期的なアイデアだった。

旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ (2009)のストーリー

北海道旭川市旭山動物園。園長の滝沢(西田敏行)は、老朽化し年々来場者が減り続ける動物園を立ち直らせるため、日々奔走していた。そんな折、小さいころからいじめられっ子で、人間より昆虫が好きな青年・吉田(中村靖日)が新人飼育係としてやってくる。情熱あふれる園長、ベテラン飼育係ら(長門裕之、六平直政、岸部一徳、柄本明、堀内敬子、塩見三省ほか)らとともに、少しでも動物園を盛り立てようと努力を続けるが、園への予算を渋る市長(平泉成)や市議会、突然のゴリラの死など、状況は悪くなるばかりだった。動物愛護団体から、この園の獣医に転身した小川真琴(前田愛)と吉田に励まされながら、様々な企画を実行していく。そんな時、追い打ちを変えるように園内でエキノコックスの感染が発見され、とうとう廃園の危機が迫るのだった。

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